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格差が広がる時代にどう備えるか?

こんにちは、不動産鑑定士の三原です。

先月のブログでも書きましたが、アメリカのロサンゼルスを訪れた際、とんでもない物価高を体験しました。ごく普通のサンドイッチとコーヒーが3,000円(20ドル)、ラーメンも3,000円近くしました。円安の影響も大きいですが、仮に1ドル100円でも2,000円です。そもそもの金額が高いのです。

日本でも数年後には同じように物価上昇が起こるでしょう。

株高や基準地価上昇など​日本の経済ニュースは明るい話題が多いですが、その裏側で、私は「格差の拡大」が顕著になっていると感じています。

私が以前から知っている方の話ですが、10年ほど前に都内で7,000万円のマンションを購入し、わずか5年で1億数千万円で売却。その資金で2億円のマンションに買い替えました。そして、そのマンションの現在の査定額はなんと5億円だそうです。

このように、資産を持つ人と持たざる人との間で、富の差がますます広がっているのが現状です。

物価上昇やインフレに対応するためには、会社が給料をリアルタイムで上げていくことは中々期待しにくいでしょう。

​では、どうすれば良いのでしょうか?

​思うに、株でも不動産でも、少額からでも良いので、今から少しずつ投資を始めることが非常に重要だと思います。弊社も社員全員に確定拠出年金制度を導入しています。こうした税制優遇の制度を利用して、少しずつでも対策していくことが、将来を守るための第一歩になります。

​「どうせ無理だ」とあきらめて、何もしないことが一番危険です。できることから一歩踏み出してみませんか。