旧法借地権の数が激減（統計）

皆さま、こんにちは。

今年も残すところあと1ケ月となりましたね。

本日は、借地権についての実務的なお話です。

 

実は、借地権の数が激減しているって知っていますか？

表をみてください。

国の総務省から公表された「住宅・土地統計調査」のうち、住宅の借地権数、定期借地権などの全国推移です。

調査によると、一般借地権の数が激減していることが分かります。

これは、やはり１つの宅地に地主と借地人がいる状態は健全ではないので、契約の解消がどんどん進んでいることを示していると思われます。

それでも残っている借地権は、おそらく借地人にとって有利な条件だと推測されます。例えば、地代が近隣相場より安価であるなどです。

つまり、借地権が減少する一方で、やっかいな借地が残っているということですね。

参考になれば幸いです。