不動産バブル起こる場合
当面は経済は落ち込むものの、数年先、空前の不動産バブルが起こるかもしれない。
最近の国内外のニュース、株価の動向、社会経済をみていて、いま私はそう思っています。
その理由は二つあります。
一つ目は、世界的にみて日本の物価が安いこと。
100円ショップでは、多くの品質の優れた商品があります。
お腹が空けば、てっとり早く300円で牛丼が食べられます。
私の体験談をご紹介します。仕事先の北海道で感じた事です。
海外の方に人気のリゾート地・ニセコに行く機会がありました。
コロナ前の2019年でした。
オンシーズンということもあり、町は海外客ばかりでした。
ホテルの料金は、一般の日本客には手が出せないほど高くなっていました。
訪問先のホテルの従業員はすべて外国人でした。
私が館内をご案内してほしいとスタッフに話かけましたが、日本語が通じませんでした。
日本なのに日本語が通じない不思議な体験をしました。
その地域では不動産価格も高騰していました。
買い手のほとんどが海外の方のようでした。
日本人には高すぎて手が出せないという状況でした。
海外の人にとっては、高い金額を支払うだけの価値があるという事だと思いました。
つまり、世界の方からみると日本って物価が安いんだなと感じた私の体験でした。
二つ目の理由は、世界的にマネーが余っていること。
そのマネーが日本に向かうのではないか?と思っています。
さて、この二つの理由で、なぜバブルが起こるのか?
以下の流れです。
■新型コロナウイルス対策による世界的にマネー大供給
↓
■海外マネーが先進諸国の不動産市場に流入
↓
■日本は不動産市場が安定・透明化しており、香港のような政治不安もない
↓
■近いうちに世界のマネーが日本に流入し始める
↓
■日本の不動産バブルが起こる
この時、おそらく不動産の買い手は外資が中心です。
もちろん日本の大手不動産も追随するでしょう。
しかし、すべての不動産が値上げする訳ではないと思います。
優良物件とそうでない物件の違いが大きくなるでしょう。
将来の不動産がどうなるか?は誰にも分かりません。
この仮説も予測されるシナリオの一つだと思います。
そして、もしそれが起こるなら今から準備すべきことは?
そういうことを私は常日頃考えています。