地主様向けお役立ち情報
コロナショックと地価動向
コロナショックで社会経済が日々悪化しているのを実感しています。
日々のニュース、海外の動向、マスクやトイレットペーパーの売り切れ・・・。
オリンピック延期の話まで出てきました。(3月24日現在)
日経平均株価も2.2万円から1.6万円台まで急落したり、高騰したり大荒れです。
ほんの1ケ月半くらいの間なのに、世の中が変わり過ぎですね・・・。
さて、そんな中、先週、2020年地価公示の発表がありました。
日本で最も高いとされる銀座の地価は、
1平米あたり 5,770万円とのことです。
坪換算すると、1坪 1億9,000万円となります。
畳(たたみ)2枚分の広さ=1坪 が約2億円です。
ただし、1年前と比較して、ほぼ横ばい傾向でした。
つまり、もう天井であることを示しています。
そして、今回のコロナショックが生じました。
これを引き金に、今後、地価は下落していくと思います。
地価の推移を見ても明らかです。
同地点は、リーマンショック前(H20年)3,900万円でしたが、
数年かけて 2,700万円まで下がりました。
そこからぐんぐん地価がアップして、直近 5,770万円です。
地価は数年かけて上昇、下落を繰り返しています。
銀座の地価は、まるで調整局面を待っていたかのような動きを示しています。
やはり今後、地価は数年にわたり下落局面に入るでしょう。つまり不況の始まりですね。